ピラティスのバストアップ効果~胸だけ大きくしようとしても美しくない
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姿勢の良さがバストアップにつながる
私がバストアップをしようと、あれこれ調べていて気が付いたことがあります。それはスリムでもバストが大きい人の共通点として「姿勢が良い」ということです。
では姿勢を良くするにはどうしたら良いのか? それは体幹を鍛えることです。柔軟性に富んだしなやかで、転びにくい体をつくるのに適したエキササイズが「ピラティス」ということがわかりました。
ピラティスはヨガと比べると日本ではマイナーなかも知れません。見た目にはヨガとあまり区別がつきませんがどのように違うのでしょうか?
ここではバストアップ、胸を大きくすることと直接的な関係はないかもしれませんが、身体全体のスタイルアップという観点からバランスの取れたバストアップへ向けての知識として判る範囲のことをお知らせしたいと思います。
しなやかで女性らしい肢体を維持する
ピラティスはインナーマッスル(深層筋)と呼ばれる身体の内側にある筋肉(骨に近いところにある深層筋)を鍛えることを目的としているので、筋トレで表層筋を鍛えるより、しなやかで女性らしい肢体を維持した体幹トレーニングができる、近年美容的な観点からも注目を集めているトレーニング法です
ピラティスはドイツの従軍看護師が完成させたリハビリ運動
「ピラティス」という名称は、開発者の名前に由来します。
ピラティスは正式にはピラティス・メソッド(ピラティス式)で、ドイツの従軍看護師のヨーゼフ・ピラティスが考案しました。
最初の目的は自分の虚弱体質を改善しようとして考え出したトレーニング法だということです。その後、自分が従軍した負傷兵のためのリハビリにも提案したところ急速に拡散して今日のピラティスの基礎となったようです。
ピラティスはヨガで使うのと同じようなマットを使い、床の上で行います。脚を負傷している人でも負担は軽くすみます。
ヨガよりはエクササイズ性が高く、立って行うエアロビクス等よりはやさしいとされています。
ドタンバッタンがないので、静かに自宅で行うのに向いていて、ピラティスで丈夫でしなやかな肢体を、美と健康を目的とした取り組みが行われはじめているようです。
アスリートの現役復帰を支えたピラティス
ピラティスはアスリートの練習プログラムや、病院等でのリハビリにも採用されています。
ピラティスを実践していることで知られているセレブには、マドンナや多くのハリウッド女優がいます。またプロ・アスリートでは、プロテニスのクルム伊達公子さんがピラティスを採り入れ、引退後奇跡の現役復帰を果たしています。いまではピラティスの教本も執筆しています。女優の米倉涼子さんはなんとピラティスのインストラクターだということです。いかにもしなやかで強そうなボディスタイルですよね。
最近では乃木坂46の生田絵梨花さんが、発声を良くするために始めたようなことをテレビで話しておられました。ミュージカルなどに出演するアイドルとしては最適のトレーニング方かもしれません。
ピラティス・スタジオのようなもの最近は増えてきているようですし、テレビのコマーシャルで以前に浅田真央さんが行なっていたのが、ピラティス・スタジオの風景のようでした。アイススケーターのトレーニングにも良いはずですよね。残念ながら私の自宅の近くには、ピラティスを指導してくれるスタジオがなく、当時は諦めてしまった経緯があります。
しかしピラティスはピラティスマット一枚分のスペースが必要なだけなので、自宅でのレッスンが可能です。DVDなど「自宅でできるピラティスレッスン」のメディアもあるようなので、実践の方法はピラティススタジオに通わなくても可能ですね。NHKのテレビで目黒若菜さんのピラティスレッスンのシリーズを放映していたこともありました。
ヨガは腹式呼吸ですが、ピラティスは胸式呼吸(通常の呼吸と同じです)をベースとした筋力トレーニングになります。
深層筋(インナーマッスル)という脊椎や坐骨などを支えている筋肉(腹横筋)などを鍛えるエクササイズですので、ボディビルのようなムキムキになるのとは違い実質的な筋肉の機能を高めます。インナーマッスルを鍛えることで、腰痛や坐骨神経痛の予防にもなり、骨盤が歪みにくくなります。
妊婦さんが行うための、マタニティ・ピラティスもあり、骨盤がずれることによる腰痛や坐骨神経痛の防止効果が高いそうです、また呼吸方式も妊婦さんの分娩時の呼吸と同じく胸式呼吸なので、ピラティスのエクササイズが分娩時にもおおいに役立つようです。
いずれにせよ姿勢を良くする、体幹を整えるのには良いと思います。バストアップのための筋肉の活性化にも良いのではないでしょうか。
しかし結局わたしはピラティスは未経験です。だからピラティスを行わなくてもバストアップはできます、念のため。