美容・健康

低体温と熱中症の関係についての疑問に答えます~体温と夏の諸症状

正常体温と低体温

正常体温は36.5度~37.0度

私たちが日常、活動している時の体温、36.5度から37.0度というのが正常体温であります。

 

低体温とは35度台

それに対して35度台の体温のことを低体温と言います

 

 

低体温と熱中症の関係はない

この平常体温が35度台の低体温の方というのは、熱中症にかかり易いのでしょうか?もしくは相関関係があるのでしょうか? 実は全くその相関関係はありません。

 

熱中症の症状

高温で通気性が良くない環境で運動や仕事をしていますと身体の中に熱が非常に溜まってしまいます。そうなると脳の中の温熱中枢というところが障害を受けてしまい、その結果、体温の調節中枢というところが障害を受けてしまいます。

その結果、体温が異常に上昇して実際39度から40度近くまで上がり、肝臓、腎臓、ひどくなってくると脳、中枢神経障害等をおこす病気のことを総称して熱中症と言います。

 

 

この熱中症というのは低体温(体温が低い方)がかかり易いのかというと決してそういうわけではありません。これはあくまでも脳の中の体温中枢という、体温調節機能が破たんした状態であり緊急の状態であります。

ふだん私たちが正常体温が低い状態にあるというのが身体に良くはないということととは、全く一線を画す話であるということをまず理解することが大切です。

 

熱中症に弱い年齢

熱中症というのは年齢性差関係なく起こります、特に高齢者や幼児の方、赤ちゃんは注意が必要です。なぜかというとより脱水症状を起こしやすいということがその理由です。

ひどくなると、意識障害、精神かく乱、最悪の場合、呼吸停止や心停止という状態に陥る程、熱中症というのは危険な状態であるということをしっかり気に留めておく必要があります。

 

熱中症の予防

この熱中症を予防するにはどうしたらよいかということですがそれはまず大切なことは水分補給になります。
ただ異常な汗をたくさんかいた時には同時に私たちの体にとって必要な塩分=ナトリウムとかカリウムとかの物質も失われるますので、定期的に補給する必要があります。
スポーツ飲料水というのもよろしいかと思いますが、もし水分を補給される場合には、適度なナトリウムやカリウムを補給することが大切なので留意しておいてください。

 

夏の炎天下にスポーツをする際は、定期的なカリウム、ナトリウムの補給が大事ですが、
カリウムを最も多く含む食材はバナナです。ナトリウムは梅干しがおススメです。→不整脈の原因となるカリウム不足を補うのに適した食品など




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