不整脈の原因となるカリウム不足を補うのに適した食品など
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不整脈はミネラル不足も原因
不整脈の原因は様々なものがあり、危険なものや、あまり心配しなくて良いものなどもありますが、素人では判断できないので、不整脈が疑われる場合は一度、循環器系の病院で診てもらったほうが良いでしょう。
心臓の拡張・伸縮を行う機能は、ナトリウム、カリウム、カルシウムなどのミネラルのバランスを正常に維持することによって行われています。特ににその中でカリウムがある一定以上低下してしまうと不整脈を誘発しやすいということがわかっています。これから夏場、炎天下でスポーツをして、大量の汗をかいた時、必要以上にカリウムが失われてしまうことがあります。これを医学用語で「低カリウム血症」といいます。
不整脈をおこす大きなリスクファクターはほかに睡眠不足が挙げられます。
また疲労性物質である乳酸が溜まり過ぎると、血栓ができやすくなり、また不整脈も起こしやすくなります。
私たちの体は乳酸をエネルギー源として活用したり、乳酸を分解して疲労回復を促進したりする機能が備わっていますが、30歳を過ぎるとこの能力が極端に落ちるということがわかっています。
30歳を過ぎると疲れがなかなかとれにくいと良くいわれます。これは乳酸を活用する機能が低下してきているからなのです。
対処としては適度な有酸素運動、男性は一日9000歩、女性は一日7000歩、犬と散歩するぐらいのスピードで歩くこと。睡眠をとる、早起き、早寝(寝るときは部屋を真っ暗にして寝ること)が大切。
夏の炎天下にスポーツをする際は、定期的なカリウム、ナトリウムの補給が大事ですが、
カリウムを最も多く含む食材はバナナです。ナトリウムは梅干しがおススメです。