美容・健康

炭水化物抜きダイエットの正しいやり方、間違えると太りやすい体質になるので要注意

炭水化物抜きダイエット用のサラダプレートの画像

炭水化物抜きダイエットの効果

炭水化物は不要なのでしょうか

炭水化物というのは、摂取後、糖分、グルコースに最も変換されやすい食材です。この炭水化物を全くとらないようにすると、脂肪分を分解して糖分を作りだすという働きが体の中で行われます。

この事実から、炭水化物をとらないと体重が減るだけでなく余分な脂肪分を分解してそれをエネルギー源にしてくれるわけですから、ダイエットにとって、こんなに都合の良い話はないと、多くの人が錯覚するわけです。

しかし問題はそんなに単純ではないのです。

 炭水化物ダイエットの落とし穴

基礎代謝の低下

炭水化物が体内に入ってこないと、体の中では脂肪分解し、次には筋肉をも分解して、糖分を供給しようとすることが行われるのです。そうすると筋肉が痩せてきます、筋肉量が減るわけです。筋肉量が減るとどうなるでしょうか? 基礎代謝が低下し太りやすい体質になってしまうのです

 

肝臓への負担

炭水化物抜きの2つ目の問題として、脂肪を分解してまでしてエネルギーを脳に供給しようとする働きで、一番負担がかかる臓器が実は肝臓なのです。アルコールはじめ薬が原因で肝臓に負担がかかるのと同じことが起こってしまいます。

心筋梗塞 脳卒中のリスクが高くなる

3つ目の問題は長期間を炭水化物を摂らないでダイエットを続けますと、世界最先端のアメリカのハーバ―ド大学で出た研究の結論として、将来的に心筋梗塞や脳卒中を起こすリスクが高くなるということが、最近明らかになってきています。

炭水化物を全く摂らないのはダイエットとしては効率が良いと思われますが、じつは身体の健康にとっては最悪の結果をもたらしかねないということを前もって理解しておくことが必要です。

 




 

 

炭水化物抜きダイエットは禁忌か

それでは炭水化物抜きダイエットは基礎代謝を低下させ逆効果で、肝臓への負担や心筋梗塞、脳卒中のリスクが高くなることから、やってはいけないのでしょうか?

炭水化物ダイエットの効果的やり方

炭水化物抜きダイエットが全くダメということではありません。炭水化物自体を摂る時間帯が問題でかつ重要です。朝食はむしろ炭水化物を摂られた方が良いです、そのほうがエネルギー変換しやすいので朝食は炭水化物をとっていただきたいです。昼食も同様に考えて下さい。

しかし夜は炭水化物は極力控えめにしたほうが良いのです。炭水化物を全く摂らないというダイエットは即効性が期待できる反面、リスクの方が高いというのが結論ですので、夕食で行うのに有効なダイエット法として取り入れていただきたいと思います。

 

 




 

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