生活一般

痛風で注意したい食べ物、誰も教えてくれなかった危険食品、改善のために良い食品などをレポート

痛風に良い食べ物

痛風に良い食べ物と・悪い食べ物

ここでは自分の経験をもとに、痛風を確実に悪化させる食べ物・食品類と、痛風を改善させるのに良いとされる食べ物・食品を紹介します。まず悪化させるものを先に、後半には痛風の改善に役立つものを載せています。

痛風を悪化させる食べ物

サプリメント

知らないと怖いサプリメント

 

核酸が含まれているものは絶対にアウトなので注意しよう。

痛風の原因となる尿酸に変化するプリン体の含有量が恐ろしく高い。

 

どれくらい高いかと言うと

食品でプリン体が最も多いとされているのが「煮干し」でこれは特にプリン体の多い内蔵などをを除去せずにまるごと乾燥させるためなのですが、その煮干しを基準に次の表を見て下さい。

 

ニボシ 746.1mg
ビール酵母 2995.7mg
クロレラ 3182.7mg
DNA/RNA 21493.6mg

100g当たりの含有量

 

ビール酵母やクロレラではプリン体の数値の桁が1つ違いますが、DNA/RNAでは2桁も違う違います(NAとは核酸のことです)、つまりあの乾燥した煮干し1匹に含まれているプリン体の約29倍の量が含まれていることになります。

 

当然「ビール酵母」や「クロレラ」類もNGです。

 

 

核酸を含んだサプリメントで特に注意しておきたいものは

以下の2つ、他にもあるはずなのでサプリメントは成分をよく確かめてからにしましょう!

 

痛風を悪化させる、絶対禁止のサプリメント

 

(左)杜仲エッセンス+コラーゲンは核酸が含まれているので絶対禁止!

(右)DNAまたはRNAはもろにそのもの、NAとは核酸のことnuclear acid ああ恐ろしや!

 

 

ちなみに名前の似ているDHAやEPAは頭冴え冴えのための成分でNA(核酸)類とは違うので問題はありません。

 

実は杜仲茶はコラーゲンと一緒に摂ることで体内の骨へのカルシウムの定着率が著しく向上すると言われていて、杜仲茶を飲むようにしていたのですが、味の問題もあり、上にある「杜仲エッセンス+コラーゲン」にたどり着いたのですが、あるときひどい痛風発作に悩まされ、長い期間苦しみました。一時的に良くなった時に、たまたま中止していた「杜仲エッセンス+コラーゲン」をまた飲んでみたところ、たちまち再発してそれからも長いこと苦しむ生活をおくりました。その時は核酸の悪影響ことを知らずにいて、あとから事実を知り、その時の原因がわかったのですが、ショックでした。

上記のサプリメントは依然として売られ続けていますが、使用上の注意に「痛風の症状を著しく悪化させる」ような但し書きはありません。とても不親切だと思います。

 

アルコール

アルコール飲料100g中のプリン体含有率

ビール 5.7mg
日本酒 1.5mg
ワイン 0.4mg
ウイスキー 0.1mg
焼酎 0.1mg

 

痛風にはビールが大敵といわれる。
ビールに限らず日本酒、ワイン(特に赤)など醸造酒系はダメと言われる
昔の通いの医師は「かすが残っているから」という言い方をしていた。
一方焼酎などの蒸留酒系は大丈夫かというと、ウィスキー系の色の付いたものは結構始末が悪い。
ウィスキーも銘柄によるが、一発アウトになるものもあり、ひどい目にあったこともある。

またアルコール自体が尿酸を作り出す作用があるので、度数の高い焼酎類も安心できない。
とにかくアルコール系は要注意。

 

ノンアルコール・ビール

それから危険なのはノンアルコールビール、アルコールが微量または完全フリーのものもありますが大丈夫と思ってはいけません。
アルコールがない分ビール感をだすために、余計なエキスなどを添加しているものが多く、このエキス類がプリン体を多く含むものがあり、ビール以上に危険なのです。

 

 

ビールも銘柄によって違う

ビール缶(350ml)あたりのプリン体含有量

サッポロ エビス 38.5mg
サッポロ 黒ラベル 28.0mg
サッポロ ラガー 28.0mg
サントリー モルツ 26.6mg
キリン ラガー 25.0mg
キリン 一番搾り生 22.0mg
アサヒ 黒生 21.7mg
アサヒ スーパードライ 17.5mg-21.0mg

 

統計ではプリン体の最も少ないビールはアサヒスーパードライ。

確かにスーパードライはさらっと感が強くわりと安全な感じがします。
痛風にビールは大敵とよく言われていますが、これはプリン体と同様にアルコールが尿酸値をあげる効果があり特にビールはプリン体も多く含んでいるので危険ということです。
ビールを飲んでもすぐに痛風発作の症状はでない、調子に乗って毎日飲んでいると
数日後に痛風気味になってくる。どうしてもビールが飲みたいならアサヒのスーパードライ
このビール、アルコールはちょっと高めだが味がそんなに濃くないのでプリン体を構成する成分の含有量も少ないのではないでしょうか。

実際の含有量を調べても、上の表のように他社のブランドにくらべて数値は低いですね。どうしてもビールを飲むなら銘柄に注意したいですね。

ただ自分の経験からすると、恵比寿より札幌黒ラベルのほうが危ないと思っていますが、その時のカラダの調子や他の食品での蓄積も関係しているかもしれません。

 

 

豆類

大豆製品

痛風でたべてはいけないものに豆類、とくに大豆が要注意です。

残念なことに大豆製品には味噌、醤油、納豆、豆腐、黄粉、等身近なものが多いですね。
醤油等も控えなくてはいけないのです(特に濃い色の醤油は注意したいです)。
納豆は大豆×菌類で非常に悪そうですが、意外に大丈夫な感じがしています。というのも納豆は食べてもせいぜい1パックでそんなに大量には一度には食べないので問題が出ないのだと思いますが、古くなった納豆には注意が必要です。健康維持のためにそこそこにしておけば問題ないと思います。大豆製品で最も危険なのは 乾燥大豆、あの節分で使う豆です。

納豆よりは安全そうなイメージだですが、それに気付いていない頃は、毎年節分後の頃から足の痛みがではじめて、2月中旬辺りに結構ひどくなることが多かったのです。乾燥大豆にはプリン体となる成分がそのまま残っていて水分が蒸発した分、含有率が上がっているためではないかと推測できます。いまから思えば年の数だけ食べて、結局残った分も全部食べていた。余らせるともったいないですからね。なんと恐ろしいことをしていたのか。それからピーナッツも同様です。こうした乾燥豆類はつい食べすぎてしまうので要注意です。ビールのお供に柿ピーなんてやってしまうと大変に危険です。

 

 

ピーナッツ

ピーナッツにも注意しましょう!節分の乾燥大豆と全く同じで危険です。

痛風予防のための食品のプリン体含有量一覧にピーナッツが載っていなかったので痛風の発作の気があるときに、柿ピーは問題ないだろうと調子に乗ってボリボリやってしまいました。その後足が腫れ、薬を飲みながらもそれでもピーナッツをボリボリ、悪化する一方で、原因不明と勝手に思い込んでいたのです。ピーナッツ禁止です。

 

小豆類

残念なことに小豆にもプリン体が多く含まれています。和菓子のあんこにも注意が必要です。

おしるこ、ぜんざいなどは小豆以外の何物でもないので注意して下さい。

 

 

魚介類は新鮮なものならOK

魚介類にも注意が必要です。痛風にとって魚介類はちょっと複雑です。似たようなものでも食べて良いもの、悪いものがあります。たとえばマグロとカツオ、マグロはOK、カツオはNGといわれますが、カツオの血合いの部分を食べなければ大丈夫なような気もします。

それから桜えびやしらすなども内蔵が含まれているので避けましょう。

 

カップラーメンの小エビ

それから小エビで背わたが完全に除去されていないものはアウトです。

カップ麺などの乾燥したエビはお湯を入れる前に除いて食べないようしたほうが安全です。

 

サザエは内蔵まで食べたらアウト、つぶ貝も危ないです。

 

基本的に魚介類は新鮮なものであれば問題ないようです。

イクラはOKですが、卵巣である筋子はNGです。

明太子も買って新鮮なものはわりと安全なのですが、古くなったり、冷凍したりしたものはそれなりに熟成して旨味(プリン体)も増えていますので注意しなければなりません。

 

またイカとタコ、一般的にはタコよりもイカのほうがプリン体は多いと言われていますが、自分の体験では、イカはほどほどにすれば問題ないが、タコはちょっと危険だと思います。
(おそらくイカとタコの数値は新鮮な生のうちのもので、調理方法や時間経過により実際にはちょっと違うように思っています。)

特に魚介類は茹でたものは要注意な気がします。イカは生食も多いですが、タコは生ではあまり食べません、茹でたものではムキエビなども危ない。タコも生で食べればよいのでしょうか? タコ刺しは8分茹でとか言って半生で食べることもありますが、やはり独特の食感が味わえるのは12分茹でになります。タコブツなども新鮮なうちはわりとよくても、時間が経つにつれて危なくなる、成分に微妙な変化が出てくるのだと思います。それにイカの燻製はOKだが、タコの燻製は危ないです、おでんのタコもダメです。

 

のど飴レモン味

意外な食品として注意してほしいのが、レモン味のC1000のど飴、これはレモン味のビタミンC製品がすべてダメというわけではないと思いますが、ある特定のメーカーのものは完全にアウトです、以前は有名な製薬会社のブランドから出ていたものですが、現在はある食品メーカーのブランドとして発売されているもので、これも気をつけたほうが良いでしょう。

 

理由はわかりませんが、かなりひどい痛風発作の症状になります。
どうやらレモン味のもの(果汁0%のもの)になにか因果関係があるようです。

果実のレモンはもちろん問題はないのですが、のど飴以外のレモン味のものにも注意をしてみて下さい。




痛風に良い食べ物・飲み物

牛乳・カゼイン 痛風改善の新常識

 

グラスに入った牛乳のシンプル画像

牛乳嫌いの人、牛乳を飲まない人には痛風の人が多いのではにでしょうか?

自分は思い当たる節があります。嫌いではないと思いますが、口臭問題とかがあるので敬遠気味です。

そんなアンチ牛乳派で痛風の人には考えさせられる情報があります。

 

NHKの健康情報バラエティー番組『ためしてガッテン』で
牛乳に含まれるカゼインが尿酸の排出を高める効果があることがわかりました。

 

2017年1月4日放映のNHK『ためしてガッテン』で最新の研究成果として取り上げられていました。

 

牛乳の入ったグラスを手にもつ女性の画像

カゼインは乳製品に多く含まれているようです。

カゼインという言葉はなんとなく聞いたことがありますが、具体的なイメージはありません。

とにかく牛乳やヨーグルト等の乳製品を積極的に摂ると良いのだそうです。

 

白い食器に入ったヨーグルトを木さじですくっている画像

低脂肪タイプの製品でもOKなので、R-1やカゼリ菌などのヨーグルトドリンクも効果があるそうです。

 

瓶入りヨーグルトドリンクの画像

 

いっぽうで豆乳にはカゼインは含まれないので効果はないということです。

 

 

普段牛乳を殆ど飲まないという方はや牛乳嫌いな人は、コーヒー牛乳や、ロイヤルミルクティーなどで工夫してみると意外に飲めるかもしれません。

 

アイスクリーーむを鉄のスプーンですくっている画像

 

ワッフルコーンのソフトクリームの画像

アイスクリームという選択肢もありますね

 

じゃがいも

ヨーロッパでは痛風に効くまたは予防する食べ物として「じゃがいも」がよいと昔から言われているようです。詳しい理由はわかっていないようなのですが、確かにじゃがいもを食べていると痛風になりにくいことは実感としてあります。じゃがいもは芽を出すとソラニン等の毒素が含まれることから、なにかそのことと関係があるのではと、個人的にはそう思っています。

 

じゃがいもはまたストレスに打ち克つアミノ酸GABAを多く含む食材としても優れています。

 

牛乳とじゃがいもは、科学的根拠はないようですが、背が伸びる食べ物の組み合わせとしても知られています。

 

痛風に良い料理

痛風を改善させる料理としては、自分が研究した結果の定番としては「じゃがいもと鶏肉のクリームシチュー」や「ホワイトシチュー」があったのですが、やはり最近判明したカゼインによる実際に効果があったようです。
肉類ではプリン体の含有量が最も少ない鶏肉(ささみ)と、痛風を改善させると言われているじゃがいもと牛乳の組み合わせは、やはりそれなりの根拠が示されたようです。

 

 

じゃがいも、人参、ブロッコリーのクリームシチューの画像

 

牛乳はホットミルクで飲むなど加熱しても問題ないようです。

 

 

 

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